スーパーボリンジャーとは?初心者でもわかる使い方ガイド
スーパーボリンジャーは、FXトレードや株式投資で人気のテクニカル指標です。
ボリンジャーバンドに一目均衡表の「遅行スパン」を組み合わせることで、相場の方向性をより正確に把握できる優れたツールとなっています。
多くのトレーダーがスーパーボリンジャーを使って、トレンドの確認や売買タイミングの判断をしていますが、正しい使い方を知らないと思わぬ損失を被ることも。
「スーパーボリンジャーってどう使うの?」「通常のボリンジャーバンドとどう違うの?」といった疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
この記事では、スーパーボリンジャーの基本から応用まで、海外FXでも活用できる実践的な知識を解説していきます。
FX初心者の方でも理解できるよう、図解を交えながら丁寧に説明していきます。スーパーボリンジャーをマスターして、あなたのトレード精度を高めていきましょう。
- スーパーボリンジャーとは?
- ボリンジャーバンドとの違い
- スーパーボリンジャーの基本的な見方と使い方
- スーパーボリンジャーで相場を読む方法
- スーパーボリンジャーによる相場分析
- スーパーボリンジャーの重要な6つのポイント
- MT4にスーパーボリンジャーを表示する方法
- よくある質問
- スーパーボリンジャーは本当に勝てる手法ですか?
- スーパーボリンジャーとボリンジャーバンドの違いを教えてください。
- MT4でスーパーボリンジャーのインジケーターをダウンロードする方法はありますか?
- スーパーボリンジャーの遅行スパンの設定値はどうすればいいですか?
- トレーディングビューでスーパーボリンジャーを使う方法を教えてください。
- FXのスキャルピングにスーパーボリンジャーは適していますか?
- スパンモデルとスーパーボリンジャーの関係性はどうなっていますか?
- 15分足でスーパーボリンジャーを使う際の見方を教えてください。
- MT5でもスーパーボリンジャーは使えますか?
- マーフィーがスーパーボリンジャーについて言及していることはありますか?
- まとめ
スーパーボリンジャーとは?
スーパーボリンジャーは、「マーフィー」の愛称で知られる元証券ディーラーの柾木利彦氏が考案したテクニカル指標です。
普通のボリンジャーバンドに一目均衡表の「遅行スパン」を組み合わせることで、相場のトレンドをより正確に把握できるようになっています。
柾木氏はスパンモデルという指標も開発しており、このスーパーボリンジャーはそのスパンモデルを補助する役割として位置づけられています。
特に注目すべきは、スーパーボリンジャーがスパンモデルと併用することで高い分析精度を発揮する点でしょう。
日足のスーパーボリンジャーで大きな相場の方向性を見極めつつ、60分足や4時間足のスパンモデルで具体的な売買判断をするという使い方が、柾木氏自身も推奨する活用法となっています。
多くのFXトレーダーがこの手法を取り入れてトレードの精度を高めていますが、正しい理解と使い方をマスターすることが重要です。
では次に、スーパーボリンジャーと通常のボリンジャーバンドがどう違うのか、具体的に見ていきましょう。
ボリンジャーバンドとの違い
名前からも分かるように、スーパーボリンジャーはボリンジャーバンドをベースにした指標です。
では、一般的なボリンジャーバンドとどのような違いがあるのでしょうか。
最も大きな特徴は、通常のボリンジャーバンドに一目均衡表の「遅行スパン」を加えた点にあります。
ただし、一目均衡表の遅行スパンのパラメーターは「26」なのに対し、スーパーボリンジャーでは「21」を採用しています。
この数値の違いには理由があり、ボリンジャーバンドのセンターラインとなる移動平均線が「21日SMA」であることから、遅行スパンも同じ数値に合わせているのです。
また標準偏差(シグマ)についても、通常のボリンジャーバンドでは±2σが主流ですが、スーパーボリンジャーでは±3σまで使用します。
これらの違いにより、柾木氏の独自の分析手法がオリジナルの指標として昇華されています。
| 項目 | ボリンジャーバンド | スーパーボリンジャー |
| 標準偏差 | ±2σ〜±3σを任意で使用 | ±3σまでを使用 |
| 中心線 | 20日SMA(主に) | 21日SMA |
| 遅行スパン | 使用なし(またはn=26) | n=21 |
海外FXでトレードする際も、この違いを意識してチャート設定することで、より精度の高い分析が可能になります。
次は、このスーパーボリンジャーを実際にどう見て使うのか、基本的な方法を解説します。
スーパーボリンジャーの基本的な見方と使い方
スーパーボリンジャーの基本的な見方と使い方を理解すれば、相場の動きをより正確に読むことができます。
まず押さえておきたいのが、スーパーボリンジャーは全部で8本のラインで構成されている点です。
7本のバンド(中心となる21日SMAを含む)と、終値を21本分遅行させた遅行スパンです。
通常は「日足」または「60分足」を使って分析することが多く、長期の分析には週足や月足も有効です。
柾木氏自身は、メンタル面を考慮して1時間足または4時間足での分析を推奨しています。
実際の分析では、以下の2つのポイントが基本となります。
- 「ローソク足」と「ボリンジャーバンドのセンターラインと±1σ」で相場の方向性を確認する
- 「センターラインの方向と傾き」および「バンドの幅」で相場のトレンド強度を判断する
特に重要なのはローソク足の「終値」で分析すること。終値こそが市場参加者の最終的な判断を示すため、これを基準に考えます。
センターラインが上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドを示唆し、傾きの角度からトレンドの強さを判断できます。
また、バンド幅の変化も重要な指標です。バンド幅が収縮傾向にあれば相場が落ち着きつつあることを、拡大傾向ならトレンドが強まっていることを示しています。
1分足や5分足などの超短期チャートでも使えますが、柾木氏自身は推奨していません。レートの精度の問題に加え、短期売買でのメンタル管理の難しさを考慮してのことです。
このように、スーパーボリンジャーはシンプルながらも奥の深い分析ツールです。次はより実践的な相場の読み方について解説します。
スーパーボリンジャーで相場を読む方法
スーパーボリンジャーで相場を読むためには、ローソク足とバンドの関係性を理解することが重要です。
ここでは、終値ベースのローソク足とボリンジャーバンドの位置関係から見る相場の読み方について、具体的に解説していきます。
遅行スパンとローソク足の位置でトレンドを判断
スーパーボリンジャーの特徴である遅行スパンの使い方は、トレンド分析において非常に重要な役割を果たします。
トレンドを判断する最も基本的な方法は、遅行スパンとローソク足の位置関係を確認することです。
具体的には以下のようなルールで判断していきます。
- 遅行スパンがローソク足の上に位置するなら、買いが優勢
- 遅行スパンがローソク足の下に位置するなら、売りが優勢
- 遅行スパンがローソク足を下から上に抜いたら「遅行スパンの陽転」で、売りから買い優勢に転換
- 遅行スパンがローソク足を上から下に抜いたら「遅行スパンの陰転」で、買いから売り優勢に転換
トレードする際は「現在の遅行スパン」と「遅行スパンと同じ時間軸となる垂直ライン上にあるローソク足」の両方の動きに注目します。
特に注目したいのは、遅行スパンがローソク足をブレイクする瞬間です。このタイミングが売買サインとなります。
もし遅行スパンとローソク足が何度も交差するような状況であれば、方向性のないレンジ相場を示唆しているため、スーパーボリンジャーでは売買を見送るべき局面と判断できます。
逆に、遅行スパンがローソク足を一気に抜ける動きを見せるときは、相場が勢いよく加速しやすい局面なので、そのタイミングでのエントリーが有効です。
遅行スパンがセンターラインと「21」の関係性
スーパーボリンジャーの遅行スパンには、通常の一目均衡表とは異なる特徴があります。
一目均衡表の遅行スパンのパラメーターは「26」ですが、スーパーボリンジャーでは「21」が採用されています。
この数値の違いには明確な理由があります。それは、ボリンジャーバンドのセンターラインとなる移動平均線の期間が「21」だからです。
同じ数値を使うことで、レートがボリンジャーバンドをブレイクする動きと、遅行スパンがローソク足をブレイクする動きの「シンクロ」が確認できます。
柾木氏の手法では、スーパーボリンジャーでトレンドを捉え、スパンモデルで売買判断を行うことが基本です。
両者のパラメーターを同期させることで、より精度の高い分析が可能になっています。
このようにして、スーパーボリンジャーは単なるボリンジャーバンドの応用ではなく、柾木氏独自の分析哲学に基づいた精緻な指標となっているのです。
スーパーボリンジャーによる相場分析
スーパーボリンジャーを使った実践的な相場分析方法を見ていきましょう。
実際のチャートでは、上昇トレンドから下降トレンド、そしてレンジ相場へと移行する様々な局面が現れます。
ここでは、終値ベースのローソク足とバンドの位置関係から、どのように相場を読み解くかを具体例で解説します。
まず、理想的な上昇トレンドでは、終値が+1σと+2σの範囲内で推移することが多いでしょう。
この状態は上昇トレンドの継続を示唆していますが、もし終値が+2σを超えた場合は、短期的な過熱感に注意が必要です。
また、上昇トレンド中に価格が調整した際、+1σに支えられて反転するケースがよく見られます。
これは「押し目買い」のチャンスと捉えることができ、トレンドの継続を確認する良い機会となります。
一方、下落トレンドでは、終値が-1σと-2σの間で推移していれば、下落が継続していると判断できます。
このとき、センターラインが下向きで終値もセンターラインの下にあれば、売り優勢の状態です。
相場の転換点も見逃せません。終値がセンターラインを下から上に抜けるとき、上昇への転換シグナルとなります。
ただし、単にラインを抜けただけでなく、センターラインの向きやバンド幅の変化も確認することが大切です。
レンジ相場では、バンド幅が狭まり水平方向に推移するパターンが見られます。
この状態では、遅行スパンとローソク足が絡み合うように交差することが多く、明確な方向性がないため、積極的なトレードは控えるべきでしょう。
相場分析の実例として、バンド幅が収縮した後に拡大し始め、センターラインの方向も明確になったタイミングは、新たなトレンドの始まりを示すことが多いです。
この局面で遅行スパンもローソク足をブレイクすれば、高い確率で新たなトレンドに乗ることができます。
海外FXでのトレードでも、このようなスーパーボリンジャーの相場分析を活用することで、より確度の高いエントリーポイントが見つけられるようになるでしょう。
スーパーボリンジャーの重要な6つのポイント
スーパーボリンジャーを実際のトレードで活用するために、押さえておくべき重要なポイントをまとめました。
これらのポイントを理解することで、より効果的にスーパーボリンジャーを使いこなせるようになります。
柾木氏の投資哲学の核心である「トレンドに乗ること」を実現するための具体的な判断基準として、以下の6つのポイントを必ず押さえておきましょう。
- 終値ベースでセンターラインの上下どちらにあるか、またセンターラインの方向性で相場の方向を判断する
- 上昇傾向のセンターラインを終値が上回っていれば上昇トレンド、下降傾向のセンターラインを終値が下回っていれば下降トレンドと判断する
- 終値が+1σを上回っていれば上昇傾向、-1σを下回っていれば下落傾向と判断する
- 終値が+1σ〜+2σの範囲なら上昇傾向の継続を示唆し、-1σ〜-2σの範囲なら下降傾向の継続を示唆する
- 終値が+2σを上回れば上昇相場の過熱感を、-2σを下回れば下落相場の過熱感を示唆する
- バンド幅の変化でトレンドの強弱を判断する(拡大=トレンド強化、収縮=トレンド弱化)
これらの判断基準を組み合わせることで、現在の相場環境をより正確に把握できます。
例えば、バンド幅が狭くなり水平方向に推移し、スパンモデルがローソク足に絡みつくような状態は、明確なトレンドがない「レンジ相場」を示します。
この状況ではトレードを控えるか、レンジ相場に適した手法を選択するべきでしょう。
逆に、バンド幅が拡大傾向で上下どちらかに広がっていけば、トレンド相場の可能性が高く、トレードチャンスが生まれます。
海外FXでは特にボラティリティが高い通貨ペアもあるため、スーパーボリンジャーを使用することで、そのような相場の動きも効果的に捉えることができます。
また、柾木氏の推奨する方法として、日足チャートのスーパーボリンジャーで大きなトレンドを把握し、1時間足のスパンモデルでエントリーポイントを決める「複合的な分析手法」も有効です。
MT4にスーパーボリンジャーを表示する方法
MT4は世界中のトレーダーに愛用されている人気のトレーディングプラットフォームです。
ここでは、MT4でスーパーボリンジャーを表示させる具体的な方法を解説します。
MT4でスパンモデルとスーパーボリンジャーを使いたい場合、ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4が最もおすすめです。
これは標準で両指標が搭載されており、口座開設後にMT4をダウンロードしてログインするだけですぐに使えるためです。
実際の表示方法は以下の手順で行います。
- MT4を起動し、任意の通貨ペアのチャートを開く
- チャート上で右クリック
- 表示されたメニューから「定型チャート」を選択
- 以下のいずれかを選択
- Span_model(黒背景のスパンモデル)
- Span_model_white(白背景のスパンモデル)
- Super_bollinger(黒背景のスーパーボリンジャー)
- Super_bollinger_white(白背景のスーパーボリンジャー)
- 以下のいずれかを選択
これで選択したチャートにスーパーボリンジャーやスパンモデルが表示されます。
注意点として、MT4でスパンモデルやスーパーボリンジャーを使用する際は、「1週間の日足が5本表示」される業者を選ぶ必要があります。
これは柾木氏の分析手法に必要な条件であり、ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4はこの条件を満たしています。
独自のインジケーターを使用したい場合は、MQL言語でプログラミングされたカスタムインジケーターをインポートすることも可能です。
ただし、公式のものではないため、動作の保証はありません。
また、MT4以外にも、先ほど紹介したFX業者の多くは独自のチャートツールでスーパーボリンジャーを提供しています。
使い慣れたプラットフォームがある場合は、そちらを活用するのも良いでしょう。
よくある質問
スーパーボリンジャーについて、読者からよく寄せられる質問と回答をまとめました。初心者の方が疑問に思いやすいポイントを中心に解説します。
スーパーボリンジャーは本当に勝てる手法ですか?
スーパーボリンジャー単体で勝てるというより、トレンドを正確に把握するための優れたツールです。
柾木氏のスパンモデルと併用し、適切な資金管理とリスク管理を行うことで勝率を高められます。
スーパーボリンジャーとボリンジャーバンドの違いを教えてください。
最大の違いは一目均衡表の遅行スパンの追加です。
また、スーパーボリンジャーでは中心線が21日SMA、遅行スパンのパラメーターも21となり、±3σまでのバンドを使用します。
MT4でスーパーボリンジャーのインジケーターをダウンロードする方法はありますか?
ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4なら標準搭載されています。
その他のMT4では、MQL市場やトレーダーコミュニティからカスタムインジケーターを入手できますが、公式の動作保証はありません。
スーパーボリンジャーの遅行スパンの設定値はどうすればいいですか?
柾木氏の手法では、遅行スパンのパラメーターは21に設定します。
通常の一目均衡表では26ですが、ボリンジャーバンドのセンターライン(21日SMA)と同期させるために21を使用します。
トレーディングビューでスーパーボリンジャーを使う方法を教えてください。
TradingViewではボリンジャーバンドと一目均衡表を別々に追加し、一目均衡表は遅行スパンのみ表示、期間を21に設定することで近似的に再現できます。
公式のスーパーボリンジャーインジケーターはありません。
FXのスキャルピングにスーパーボリンジャーは適していますか?
柾木氏自身はスキャルピングには推奨していません。
1分足や5分足では信頼性が低く、メンタル面でも難しいとされています。1時間足や4時間足での分析がおすすめです。
スパンモデルとスーパーボリンジャーの関係性はどうなっていますか?
柾木氏の手法では、スーパーボリンジャーで大きなトレンドを捉え、スパンモデルで具体的な売買判断を行います。
スーパーボリンジャーはスパンモデルの補助的役割として位置づけられています。
15分足でスーパーボリンジャーを使う際の見方を教えてください。
基本的な見方は同じですが、短い時間足では一旦上位足(1時間足や4時間足)でトレンドを確認し、15分足は具体的なエントリーポイントを探す参考にするのが良いでしょう。
MT5でもスーパーボリンジャーは使えますか?
MT5用のカスタムインジケーターがあれば使用できますが、標準搭載されているケースは少ないです。
独自にボリンジャーバンドと一目均衡表を組み合わせる方法もあります。
マーフィーがスーパーボリンジャーについて言及していることはありますか?
「マーフィー」は柾木利彦氏の愛称であり、スーパーボリンジャーの考案者です。
彼の著書やオンラインスクール「マーフィーのFX投資術」で詳しく解説されています。
まとめ
スーパーボリンジャーは、柾木利彦氏(マーフィー)が考案した、ボリンジャーバンドと一目均衡表の遅行スパンを組み合わせたテクニカル指標です。
通常のボリンジャーバンドとの大きな違いは、遅行スパンのパラメーターが21に設定されていることと、±3σまでのバンドを使用する点にあります。
相場分析では、終値ベースでローソク足とバンドの位置関係を見ることが重要です。遅行スパンがローソク足の上にあれば買い優勢、下にあれば売り優勢と判断できます。
バンド幅の変化にも注目し、収縮から拡大に転じる局面では新たなトレンドの発生に警戒しましょう。
柾木氏の手法では、スーパーボリンジャーでトレンドを捉え、スパンモデルで売買判断を行うことを推奨しています。
特に日足のスーパーボリンジャーで大きな方向性を確認し、1時間足や4時間足でのエントリーを検討するのが効果的です。
スーパーボリンジャーを使うなら、対応しているFX業者を選びましょう。
MT4を利用する場合は、ゴールデンウェイ・ジャパンのMT4がおすすめで、簡単に表示できます。
スーパーボリンジャーは単体で使うよりも、スパンモデルと併用することでより高い分析精度を発揮します。
これからFXトレードを始める方も、すでに経験がある方も、スーパーボリンジャーをマスターすることで、より効果的な相場分析が可能になるでしょう。




