スパンモデルとは?初心者向け基本知識

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スパンモデルは、一目均衡表をベースにシンプル化して作られた順張りに特化したインジケーターです。

「スパンモデルの使い方がイマイチわからない」「一目均衡表より使いやすいって本当?」といった疑問をお持ちではありませんか?

結論として、スパンモデルは一目均衡表よりも見た目がシンプルでありながら、相場を複合的に分析でき、視覚的にも分かりやすいのが特徴です。

トレーダーの中には「スパンモデルでは勝てない」と噂する人もいますが、使い方次第で十分に利益を出せるインジケーターです。

この記事では、スパンモデルの基本から応用まで、一目均衡表との違いや実践的なトレード手法まで詳しく解説していきます。

FX初心者の方でも理解できるよう、専門用語は噛み砕いて丁寧に解説していきます。この記事を読めば、あなたもスパンモデルを使ったトレード手法をマスターできるでしょう。

スパンモデルとは

スパンモデルは、元ディーラーの柾木利彦氏(通称マーフィー)が考案したテクニカルインジケーターです。

一目均衡表をベースにしながらも、より使いやすくシンプル化されたインジケーターとして知られています。

特に順張りのトレードに強みを持ち、トレンドの方向性を視覚的に捉えやすい点が大きな特徴です。

スパンモデルは主に以下の3つの要素で構成されています。

  • 青色スパン:短期トレンドを示すライン(9期間と26期間の平均)
  • 赤色スパン:長期トレンドを示すライン(52期間の平均)
  • 遅行スパン:現在の価格を26期間前に表示したライン

これらの3つのラインを総合的に分析することで、相場のトレンドや転換点を判断できるようになります。

また、青色スパンと赤色スパンの間にある領域は「ゾーン」と呼ばれ、一目均衡表における「雲」に相当する重要な判断材料となります。

このゾーンはサポートやレジスタンスとして機能し、トレンドの強さや方向性を確認する際にとても役立ちます。

それぞれの要素の計算方法は次の通りです。

構成要素計算式
青色スパン{(直近9本分のローソク足の高値+安値)+(直近26本分ローソク足の高値+安値)}÷4
赤色スパン(直近52本分のローソク足の高値+安値)÷2
遅行スパン最後のローソク足の終値を26本前に表示

青色スパンは短期間で計算されるため、直近の相場状況をより敏感に反映する特性があります。

一方、赤色スパンは52本という比較的長い期間で計算されるので、中長期的なトレンドを捉えるのに適しています。

遅行スパンは過去の価格と現在の価格を比較することで、現在のトレンドの強さを判断する材料になります。

FXトレードにおいて、スパンモデルは短期売買から長期投資まで幅広く活用できる汎用性の高いインジケーターといえるでしょう。

スパンモデルと一目均衡表の主な違い

スパンモデルは一目均衡表をベースに作られていますが、両者には重要な違いがいくつかあります。

この違いを理解することで、それぞれのインジケーターの特徴や使い分けが明確になります。

比較項目スパンモデル一目均衡表
構成要素3種類(青色スパン、赤色スパン、遅行スパン)5種類(基準線、転換線、先行スパン1、先行スパン2、遅行線)
重視する時間軸リアルタイムの値動き分析に特化将来の予測を含む分析が可能
ゾーン(雲)の位置現在価格の直近のローソク足の位置ローソク足から26本先行した位置に表示
シンプルさ構成要素が少なく、視覚的に判断しやすい構成要素が多く、複合的な分析が可能

スパンモデルの最大の特徴は「シンプルさ」です。

一目均衡表の5つの要素を3つに減らすことで、チャート画面がすっきりとして見やすくなっています。

トレード初心者にとって、多くの線が入り混じる一目均衡表は複雑で扱いづらいと感じることがありますよね。

その点、スパンモデルなら必要最小限の要素だけで分析できるので、迅速な判断が可能になります。

もう一つの大きな違いは、スパンモデルが「リアルタイムの値動き」に焦点を当てている点です。

一目均衡表の先行スパンは将来の予測として26本先に表示されますが、スパンモデルはそのような先行表示をしません。

これにより、今まさに起きている相場状況を直感的に把握しやすくなっています。

一目均衡表の先行スパンの計算式を見てみましょう。

  • 先行スパン1:(基準線+転換線)÷2を26本分先行させたもの
  • 先行スパン2:(52本分の最高値+52本分の最安値)÷2を26本分先行させたもの

これに対し、スパンモデルは計算結果を将来にスライドせず、現在の価格までの描画しか行いません。

ローソク足26本分の予測は確実性に欠けるため、リアルタイムの分析に特化したスパンモデルのほうが直近の値動きを捉えやすいとされています。

また、スパンモデルは特に「トレンドフォロー(順張り)」に適しているという特徴があります。

ゾーンの厚みやスパンの位置関係から、トレンドの強さや方向性を視覚的に理解しやすい設計になっているのです。

これらの違いを踏まえると、素早い判断が求められるスキャルピングや短期トレードにはスパンモデル、複合的な分析が必要な中長期トレードには一目均衡表というように使い分けることができます。

スパンモデルの基本的な見方と活用法

スパンモデルは順張りトレードに特化したインジケーターです。

それぞれの構成要素をどう読み解き、実際のトレードに活かすのかを見ていきましょう。

スパンモデルの「雲」を読み解く方法

スパンモデルの「雲」は青色スパンと赤色スパンの間にある領域で、「ゾーン」と呼ばれます。

このゾーンは一目均衡表の雲と同様に、サポートやレジスタンスとして機能する重要な部分です。

ゾーンの色による判断基準はトレンド方向を把握するのに役立ちます。

  • 青色ゾーン(青色スパンが赤色スパンより上):上昇トレンドを示唆
  • 赤色ゾーン(赤色スパンが青色スパンより上):下降トレンドを示唆

上昇トレンドでは青色ゾーンが価格のサポートとなり、下降トレンドでは赤色ゾーンが価格のレジスタンスとなります。

トレンドが続いている間は、価格がゾーンで反発したり、ゾーンに沿って動いたりする傾向があります。

ゾーンを読み解く基本的なポイントは次の通りです。

  1. ローソク足がゾーンの上にある場合:買いポジションが有利
  2. ローソク足がゾーンの下にある場合:売りポジションが有利
  3. 価格がゾーンの中にある場合:トレンドの転換点や調整局面の可能性

また、価格がゾーンを突き抜けた場合は、トレンドの加速や新たなトレンドの始まりを意味することがあります。

特に価格がゾーンを抜けた直後は、順張りエントリーの好機と言えるでしょう。

ゾーンの厚みからトレンド強弱を判断する

スパンモデルのゾーンは、その厚みによってトレンドの強さを読み取ることができます。

これは一目均衡表の雲と同様の特性を持っており、相場分析において重要な判断材料となります。

ゾーンが厚いほどトレンドが強いと判断できます。

下降トレンド時に出現する赤色ゾーンが厚ければ、下降トレンドの勢いが強く、売りの順張りが適しています。

反対に、上昇トレンド時の青色ゾーンが厚ければ、上昇トレンドの勢いが強く、買いの順張りが効果的です。

ゾーンの厚みを実際のトレードに活かすポイントは以下の通りです。

  • 厚いゾーン:トレンドに沿った順張りトレードが有効
  • 薄いゾーン:トレンドが弱まっている可能性、または横ばい相場の兆候
  • ゾーンが極端に薄い:レンジ相場の可能性が高い

ゾーンの厚みが薄くなってきた場合は、トレンドの終わりやレンジ相場への移行を示唆している可能性があります。

このような状況では、順張りトレードを控えめにし、リスク管理をより慎重に行う必要があるでしょう。

一方、ゾーンの厚みが増してきた場合は、トレンドが加速する可能性があり、より積極的な順張りトレードを検討できます。

ゾーンのねじれによるトレンド転換の察知

スパンモデルにおける「ゾーンのねじれ」とは、青色スパンと赤色スパンが交差する現象のことです。

このねじれは一目均衡表の雲のねじれと同様に、トレンド転換のサインとなる重要な指標です。

ゾーンのねじれはトレンド転換の前兆として捉えることができます。

  • 赤色から青色へのねじれ:下降トレンドから上昇トレンドへの転換可能性
  • 青色から赤色へのねじれ:上昇トレンドから下降トレンドへの転換可能性

ねじれが発生した場合、それだけでエントリーの判断材料とするのではなく、他の要素と組み合わせて総合的に判断することが重要です。

具体的には、以下のようなポイントを確認すると良いでしょう。

  1. ねじれの方向に価格が動いているか
  2. 遅行スパンが同じ方向を示唆しているか
  3. 他のテクニカル指標(RSIやMACD等)との整合性

ねじれ発生後は、しばらく様子を見てトレンドの方向性を確認することをおすすめします。

例えば、赤色から青色へのねじれが発生した後、価格が上昇し青色ゾーンの上で安定してきたら、上昇トレンドが確立したと判断できるでしょう。

ねじれから実際のトレンド転換までには時間がかかることもあるため、焦らずに確認していくことが大切です。

遅行スパンの基本的な見方

遅行スパンは、スパンモデルにおいてトレンドの確認や転換点を見極めるために重要な役割を果たします。

この要素はローソク足の終値を26本前に表示したものなので、過去の価格と現在の価格を比較できます。

遅行スパンの基本的な見方は、そのポジションによって相場の状況を判断することです。

  • 遅行スパンがローソク足より上:買いポジションが優位
  • 遅行スパンがローソク足より下:売りポジションが優位
  • 遅行スパンとローソク足が頻繁に交差:レンジ相場の可能性

遅行スパンの見方をさらに深めると、トレンドの強さも判断できます。

例えば、遅行スパンがローソク足から大きく離れているほど、トレンドが強いと考えられます。

逆に、遅行スパンとローソク足の距離が近づいてきた場合は、トレンドが弱まっている可能性があります。

実際のトレードでは、遅行スパンの方向性も重要なチェックポイントです。

  • 遅行スパンが上向き:上昇トレンドの可能性
  • 遅行スパンが下向き:下降トレンドの可能性

遅行スパンがローソク足より上にあり、さらに上向きの場合は、強い上昇トレンドを示唆しています。

このような状況では、買いの順張りが効果的なトレード戦略となるでしょう。

遅行スパンとローソク足の組み合わせ分析

遅行スパンとローソク足の関係をより詳しく分析することで、より精度の高いトレード判断が可能になります。

両者の組み合わせを見ることで、現在の相場状況をより正確に把握できるのです。

遅行スパンとローソク足の位置関係が示す意味を理解しましょう。

  • 遅行スパンがローソク足より上 + 価格が青色ゾーン上:強い買いシグナル
  • 遅行スパンがローソク足より下 + 価格が赤色ゾーン下:強い売りシグナル
  • 遅行スパンとローソク足の位置が矛盾:トレンド転換の可能性

遅行スパンがローソク足より上にあるということは、26期間前に買いポジションを持っていた場合、現在は含み益になっている状態です。

つまり、買いポジションが有利な状況と判断できるわけです。

実際のトレード場面では、遅行スパンとローソク足の交差も重要な判断材料となります。

  • 遅行スパンが下から上にローソク足を突き抜ける:買いシグナル
  • 遅行スパンが上から下にローソク足を突き抜ける:売りシグナル

より確実性の高いトレードを目指すなら、すべてのスパン要素が同じ方向を示している状況を狙うと良いでしょう。

例えば、次のような条件が揃った場合は、買いエントリーの好機と考えられます。

  • 青色ゾーン(青色スパンが赤色スパンより上)
  • 価格(ローソク足)が青色ゾーンの上
  • 遅行スパンがローソク足より上
  • 赤色スパンが上向き

逆に、赤色ゾーンで価格がゾーン下、遅行スパンがローソク足より下、赤色スパンが下向きなら、売りエントリーが有効です。

スパンモデルの全要素を組み合わせて分析することで、より信頼性の高いトレンド判断とエントリーポイントの特定が可能になります。

スパンモデルをスーパーボリンジャーと併用する方法

スパンモデルと相性が良いとされるインジケーターの一つに「スーパーボリンジャー」があります。

これもスパンモデルと同じく、柾木利彦氏(通称マーフィー)によって開発されたインジケーターです。

スーパーボリンジャーは、通常のボリンジャーバンドに遅行スパンを加えた形になっています。

スパンモデルとスーパーボリンジャーを併用する最大のメリットは、マルチタイムフレーム分析の強化です。

例えば、日足チャートにスーパーボリンジャーを表示して大きな相場の方向性を確認しつつ、4時間足や1時間足にスパンモデルを表示してエントリーポイントを探す方法が効果的です。

具体的な併用方法としては、次のような手順が考えられます。

  1. 長時間足(日足など)でスーパーボリンジャーを使い、相場のトレンド方向を確認
  2. 中時間足(4時間足など)でスパンモデルを使い、トレンドが続いているか確認
  3. 短時間足(1時間足など)でスパンモデルを使い、具体的なエントリーポイントを探す

両者の組み合わせによる分析例を見てみましょう。

市場状況スーパーボリンジャースパンモデルトレード判断
上昇トレンド価格がバンド上部付近、遅行スパンが上向き青色ゾーン形成、価格がゾーン上買いポジションを検討
下降トレンド価格がバンド下部付近、遅行スパンが下向き赤色ゾーン形成、価格がゾーン下売りポジションを検討
レンジ相場価格がバンド中央付近、遅行スパンが横ばいゾーンが薄く、スパン同士が交差トレードを見送る

スーパーボリンジャーとスパンモデルの併用は、互いの弱点を補完する効果もあります。

スパンモデルは順張りに強いものの、レンジ相場では判断が難しくなることがあります。

一方、ボリンジャーバンドはレンジ相場でも比較的使いやすいため、両者を組み合わせることでより多くの相場環境に対応できます。

特に注目すべきポイントは、両インジケーターの「遅行スパン」の一致です。

スパンモデルとスーパーボリンジャーの両方で遅行スパンが同じ方向を示している場合、そのトレンドはより信頼性が高いと判断できます。

例えば、スパンモデルの遅行スパンがローソク足より上にあり、スーパーボリンジャーの遅行スパンも上向きなら、強い上昇トレンドの可能性が高いでしょう。

両インジケーターの組み合わせに慣れてくると、より高度なトレード戦略を立てられるようになります。

スパンモデルだけでは判断に迷うような場面でも、スーパーボリンジャーとの組み合わせでより確実なトレード判断が可能になるのです。

MT4上でスパンモデルを表示する手順

MT4プラットフォームでスパンモデルを表示する方法をステップバイステップで解説します。

スパンモデルは一目均衡表をベースにしたインジケーターなので、MT4に標準搭載されているカスタムインジケーターを利用して表示することができます。

MT4でスパンモデルを表示する基本的な手順は以下の通りです。

  1. MT4を起動し、チャート画面を表示
  2. メニューバーから「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」を選択
  3. 「Ichimoku Kinko Hyo」(一目均衡表)を選択
  4. パラメータを設定(スパンモデル用の設定に変更)
  5. 「OK」ボタンをクリックして適用

スパンモデル用のパラメータ設定は非常に重要です。

一目均衡表のパラメータをスパンモデル用に変更するには、以下の値を入力します。

パラメータ名標準値スパンモデル用の設定値
転換線期間(Tenkan-sen)99
基準線期間(Kijun-sen)2626
先行スパン2期間(Senkou Span B)5252

MT4上でスパンモデルとして使うには、色の設定も変更するとより見やすくなります。

「Colors」タブで以下のように設定しましょう。

  • 転換線(Tenkan-sen):青色 → これが青色スパンになります
  • 基準線(Kijun-sen):非表示にする(色を背景と同じにする)
  • 先行スパン1(Senkou Span A):非表示にする(色を背景と同じにする)
  • 先行スパン2(Senkou Span B):赤色 → これが赤色スパンになります
  • 遅行スパン(Chikou Span):ピンク色 → これが遅行スパンになります

一目均衡表を基にスパンモデルを表示しているため、完全に同じにはなりませんが、実用上は十分機能します。

もしより本格的なスパンモデルを使いたい場合は、専用のカスタムインジケーターを導入する方法もあります。

MT4に外部のカスタムインジケーターを追加する手順は次の通りです。

  1. スパンモデルのカスタムインジケーターファイル(.ex4または.mq4形式)をダウンロード
  2. MT4を起動し、メニューバーから「ファイル」→「データフォルダを開く」を選択
  3. 「MQL4」→「Indicators」フォルダにダウンロードしたファイルを配置
  4. MT4を再起動
  5. メニューバーから「挿入」→「インジケーター」→「カスタム」からスパンモデルを選択

インターネット上で「MT4 スパンモデル インジケーター」などで検索すると、無料でダウンロードできるカスタムインジケーターが見つかります。

ただし、外部からダウンロードしたファイルにはセキュリティリスクがある場合もあるので、信頼できるソースからのみダウンロードするよう注意しましょう。

XMTradingやExnessなどの大手海外FX業者の公式フォーラムや公認サイトから入手するのが安全です。

よくある質問

スパンモデルに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。これらの情報を参考に、より効果的なトレードに役立ててください。

スパンモデルとスキャルピング手法は相性が良いですか?

相性は良いです。スパンモデルのシンプルな構成要素と視覚的な判断しやすさは、短時間での意思決定が必要なスキャルピングに適しています。特に1分足や5分足で青色スパンと価格、遅行スパンの位置関係を見ることで、短期の方向性を素早く判断できます。

スパンモデルを使っても勝てない理由は何ですか?

スパンモデルはトレンド相場に強いインジケーターなので、レンジ相場では効果を発揮しにくい点が主な理由です。また、インジケーターの見方を理解せずに使っていたり、他の分析手法と組み合わせていなかったりするケースも考えられます。マルチタイムフレーム分析と併用すると勝率が向上するでしょう。

スパンモデルの計算式について教えてください。

スパンモデルの計算式は以下の通りです。青色スパン:{(直近9本分のローソク足の高値+安値)+(直近26本分ローソク足の高値+安値)}÷4、赤色スパン:(直近52本分のローソク足の高値+安値)÷2、遅行スパン:最後のローソク足の終値を26本前に表示したものです。

MT4でのスパンモデルの最適な設定方法を教えてください。

MT4では一目均衡表を基にスパンモデルを表示します。パラメータは転換線期間=9、基準線期間=26、先行スパン2期間=52に設定し、色設定で転換線を青色、先行スパン2を赤色、遅行スパンをピンク色にすることで、スパンモデルとして使えます。基準線と先行スパン1は非表示にするとよいでしょう。

遅行スパンの正しい見方とは何ですか?

遅行スパンはローソク足との位置関係で判断します。遅行スパンがローソク足より上にあれば買いが優位、下にあれば売りが優位です。また、遅行スパンの方向性も重要で、上向きなら上昇トレンド、下向きなら下降トレンドの可能性が高くなります。

スパンモデルとスーパーボリンジャーの組み合わせ効果について教えてください。

両者を組み合わせるとマルチタイムフレーム分析が強化されます。例えば日足でスーパーボリンジャーを使って大きなトレンドを確認し、1時間足でスパンモデルを使ってエントリーポイントを探すといった使い方が効果的です。両インジケーターの遅行スパンが同じ方向を示していれば、より信頼性の高い分析が可能になります。

MT4用のスパンモデルインジケーターのダウンロード方法は?

インターネット上で「MT4 スパンモデル インジケーター」と検索すると無料のカスタムインジケーターが見つかります。ダウンロードしたファイル(.ex4または.mq4)をMT4のMQL4→Indicatorsフォルダに配置し、MT4を再起動するとカスタムインジケーターとして使えるようになります。XMTradingなどの大手業者の公式フォーラムからダウンロードするのが安全です。

スパンモデルと一目均衡表の主な違いは何ですか?

主な違いは、構成要素の数と表示方法です。スパンモデルは3種類(青色スパン、赤色スパン、遅行スパン)と少なくシンプルなのに対し、一目均衡表は5種類あります。また、スパンモデルはリアルタイムの値動きに特化していますが、一目均衡表は将来の予測も含む分析ができる点が異なります。

マーフィーが推奨するスパンモデルのパラメータ設定はありますか?

柾木利彦氏(マーフィー)の推奨パラメータは、青色スパン=9(短期)、赤色スパン=52(長期)、遅行スパン=26です。これらの数値は金融市場の営業日数に基づいており、9は2週間、26は1ヶ月、52は2ヶ月に相当します。基本的にこのデフォルト設定で使用するのが一般的です。

MT5でもスパンモデルは使えますか?

はい、MT5でもスパンモデルを使用できます。MT4と同様に一目均衡表をベースに設定することも可能ですし、MT5用のカスタムインジケーターも存在します。MT5はMT4よりも機能が向上しているため、より洗練された分析が可能になっている場合もあります。

まとめ

スパンモデルは一目均衡表をベースにシンプル化された、トレンドフォローに特化したインジケーターです。

青色スパン、赤色スパン、遅行スパンの3つの要素と、それらが形成する「ゾーン」を読み解くことで、相場の方向性やトレンドの強さを視覚的に判断できます。

一目均衡表と比較すると構成要素が少なく、リアルタイムの相場分析に特化している点が大きな特徴です。

スパンモデルの基本的な見方としては、ゾーンの色や厚み、ねじれを確認し、遅行スパンとローソク足の位置関係を分析することが重要です。

より高度な分析を行いたい場合は、スーパーボリンジャーと組み合わせることで、マルチタイムフレーム分析の精度を高めることができます。

MT4/MT5を提供している海外FX業者であれば、基本的にスパンモデルを利用することが可能です。XMTradingやExnessなどの大手業者はカスタムインジケーターの追加も簡単に行えます。

スパンモデルはトレンド相場で威力を発揮するインジケーターですが、レンジ相場では判断が難しくなることもあります。そのため、相場環境を見極めながら使用することが勝率向上のポイントです。

初心者の方も、このシンプルで視覚的に分かりやすいインジケーターを活用することで、トレードの精度を高めていくことができるでしょう。

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EAトレーダー
トレーダーのFX MANIAです。
家族との時間を大切にし、日々の学びを続けることを信念にトレードしています。

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